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2013/08/28

予測していない場所からグローバルな仕事が生まれる

海外の高級レストランや日本の三越で販売されているイアンバーネットのチョコレートはスコットランド地方の村で生産されている。

何日も使用しても匂いが発生しない下着を生み出したのは、ニュージーランドのウェリントンに本社があるアイスブレーカー。

ハイテク都市ランキングで、シリコンバレー、ニューヨーク、ロンドン、トロントに次いでイスラエルのテルアビブがランクイン。

世界第4位の旅客機メーカーは、ブラジルのエンブラエル社。

政府に財政支援要請をしたカタルーニャ州には、世界最強のフットボールチームのバルセロナがある。

ファストファッションのキングのザラの本社はスペインの田舎のガリシアにある。

今やアップルのライバルという位置付けのサムスンは韓国企業。

カタールのドーハが文化センターになりつつある。

香港はワインやアートなどラグジュアリーなビジネスの拠点。

世界中からファッションを学ぶのはベルギーのアントワープ。

グローバル化した世界で人々は、地域性の尖ったものを欲しがっている。

2013/01/12

スターバックスが好調

最近、スタバで流れる曲が前と違う気がする。

2013/01/02

地域のサイズ感把握とマジック

島根県の男子プロバスケットボールチーム、「島根スサノオマジック」の社長の言葉。

「県内約70万人の人口規模に見合った運営を目指し、地域に根ざしていく」。

大都市のビッグチームを倒すマジックは地域のサイズ感を正確に把握するところから始まっているかもしれない。

2012/02/01

Cees Nooteboom on the Dutch city where centuries swirl in the twilight

I live in the oldest part of Amsterdam, on a street named after a red windmill, a windmill that's no longer there. On old maps, where the city is still small, a long line of windmills lies beyond what was then the outermost canal; maybe one of them was red. My house dates back to 1731 and stands between two canals. Amsterdam's a water city; you can see that as soon as you open up a map. The River Amstel winds voluptuously into the city from bottom right, flowing into a spider's web of canals, or grachten, to form a magical semicircle, and then on into the River IJ, part of the old Zuiderzee. The ships of the Dutch East India Company, the second multinational in history, would return from long voyages with their Asian and African wares, to moor where Centraal Station now stands.

That magical semicircle of canals traveling from water to water is the heart of Amsterdam. But how did that city begin? I once wrote a poem about it: Between sea and sea, / salt marshes / behind dykes of seaweed. / Water people, land makers, / black angels, / forefathers, gliding over mud flats. / They are the first. / They dream walls of driftwood / in the wandering river./ Ame, water. /Stelle, place of safety. / The name of their liquid / city. 

They made dykes, a dam in the Amstel: Amstel-dam, Amsterdam. They pulled that city out of mud and water and, a few centuries later, the first monasteries came, the first markets, the first ships. A few more centuries and the city on the IJ and the Amstel was a world metropolis, rich and powerful. Hundreds of ships anchored there, transferring their cargo onto smaller boats, which sailed into the city on an inland waterway that is both a labyrinth and an image of the highest order. The innermost circle, Singel, was once a defensive barrier against water and enemies. Then the second canal was dug, Herengracht, the gentlemen's canal, its name evidence of a new and assertive bourgeoisie. The princes and emperors came along later, in Prinsengracht and Keizersgracht, which are intersected by so many smaller grachten: canals of the tanners, the brewers, but also of the lilies, the laurels, and the elk, for this city is a city of words, the realm of the poet. And that's what I always seek out whenever I return from a distant journey.

My plane from New York, once Nieuw Amsterdam, or from Jakarta, the Batavia of a colonial past, has landed early. It's a misty autumn morning and I don't want to sleep yet; I want to be out among the words of my city. Only a few steps from home, I walk across a narrow footbridge, the Milkmaids' Bridge, and think of Vermeer. Then, as I head down the Brewers' Canal, Nooteboom's Law comes into effect: spend a day walking around Amsterdam and by the evening you'll have seen just about everyone who crossed your mind when you were so far away, and you'll be up to date with everything that matters in this small cosmos. I walk past houses with dates and pictures on their gable stones; everything here suggests an eventful past, but without cloying nostalgia.

My local bar, a dark living room, is called Papeneiland, Papists' Island, and it was a Catholic enclave back in the 17th century. It's where I go to find the people who are not my family even though that's how it feels. A recent addition is a letter on the wall from Bill Clinton, praising the owner for his delicious apple pie. The president's visit was completely unexpected, but everyone left him to enjoy his pie in peace, and the warmth of his letter shows that he appreciated how Amsterdam bars work; you're in someone's living room and if you act naturally, you'll find yourself among friends.

At the end of my day, I walk my poem to the beat of my feet, down a narrow alleyway called Prayer Without End (the site of a nunnery in the 14th century), through streets with names like Herring Sheds and Piggy-Bank Lane, and when I finally return home, I can feel the centuries swirling around my head, together with the light of this city on the water, the light you see in paintings from the Golden Age, a light that is found in no other place. from Newsweek 

2012/01/21

日産車体、釜山周辺の企業から部品調達

日産車体は九州で生産し、今夏に発売予定の新型商用車「NV350キャラバン」で、韓国製部品を2割(金額ベース)採用する。日産ルノー連合傘下の韓国・ルノーサムスン自動車の部品調達網を活用し、内装材やミラーなどの部品を調達する。為替の円高ウォン安を生かして低価格な韓国製部品の採用を増やし、国内生産のコスト競争力を維持する。

日産車体の親会社の日産自動車は、九州地域を国内の量産拠点を位置付け、距離の近いアジアからコスト競争力のある部品を積極活用する方針を表明していた。

 日産車体の子会社で主に多目的スポーツ車(SUV)を生産する日産車体九州(福岡県苅田町)が、ルノーサムスンの取引先で釜山周辺に拠点を置く26社から部品の採用を決めた。日産車体九州と釜山の距離は約200キロメートルと関東や中部圏より近い。品質や納期は国内部品と同等なうえ、国内よりも数%安い価格を評価し、大量調達に踏み切った。日経より。

日産は場所の持つポテンシャルを最大限に活用してる。 九州と釜山の距離の近さを生かし、部品を調達しコストを削減。

この記事とは少し離れるけど、釜山港や馬山港といった韓国の港を日本の企業が活用。東レやコマツがこれらの港を出荷拠点に。韓国との関係は本格化してます。

メキシコ、自動車生産拠点へ

自動車産業に詳しいみずほコーポレート銀行・産業調査部の米沢武史参事役は「リーマンショック以降、米消費者の財布のひもが引き締まり、小さく安いクルマが売れ筋になった。メキシコの人件費は米国の7分の1で通貨も弱い。廉価車の拠点として立地優位性が極めて高い」という。日経より。

2012年に登場する新集客施設

首都圏では2012年、東京スカイツリー以外にも大型集客施設が相次いで登場する。日経より。

高齢者の心配に配慮した杉並区の高齢者住宅

東京都杉並区は2012年度から24時間体制で訪問看護や看護サービスが受けられる高齢者向け賃貸住宅を整備する。体調不良や転倒時など緊急時に通報を受けると、ヘルパーを派遣する。家賃などの費用は民間の同様の住宅に比べ半分以下に抑える。まず、既存の区営住宅に通報設備を整備。住宅の新設も進めて、10年間で計500戸を用意する計画だ。高齢者が在宅でも安心して住める地域を目指す。

同区は現在、生活相談などができるバリアフリーの高齢者住宅を15施設、374戸運営している。12年度から始める「杉並型サービス付き高齢者向け住宅」はこれに24時間対応の訪問介護や看護を加える。区独自に同様のサービスが受けられる施設を整備するのは23区でも珍しい。日経より。


歌舞伎町タウンマネージメント、観光大使に韓流

女性が1人で歩きにくいイメージの強い東京都新宿区の歌舞伎町でライブイベントなどを次々企画する。若い女性を集めようと、Kポップグループ「KINO」らを同地区の観光大使に任命した。

新宿区や地元商店街は同地区を「大衆文化の発信地」としての再生を目指している。区が中心になって設立した歌舞伎町タウン・マネージメント(TMO)の仁階堂 拓哉さん(36)はその現場を担う。日経より。



三井不動産、福徳神社再興へ

三井不動産は東京都中央区の日本橋室町に江戸情緒があふれる街並みを再現する。1000年以上の歴史を持つ神社を再興すると同時に、周辺道路を石畳などに変える。沿道の建物の外観にも石や土を用いて雰囲気を出す。商業やビジネスの拠点として銀座や丸の内との競合が激しくなるなか、江戸をキーワードに日本橋のブランド力向上につなげる。

商業施設の「コレド室町」などに近い地区にある「福徳神社」を再興する。同神社は周辺開発などに伴いビルの屋上や茶屋の中など移転を繰り返してきた。三井不動産は海外でも教会などが街づくりの中心を担っているケースが多いことなどに着目し、神社の氏子や地元町会と話し合って再興を決めた。日経より。

街の再開発に「神社再興」。これは注目です。


アジアを念頭に「東京パワー」磨け

東京にはミシュランの星を獲得したレストランが世界最多の240(2011年版)もある。日中のミーティングで冷えた関係を、夜のお酒やおいしい料理で回復できるのも、東京ならではだ。

今後は、西欧人よりもアジア人を念頭に置いた対策を厚くすることが「東京パワー」の磨き方になるだろう。 日経より。

2012/01/19

室戸、地域丸ごとジオパーク

東西へ弓状に延びた高知県の東南端、室戸岬。日の出やだるま形の日没が見られる広大な海辺、室戸岬灯台、弘法大師ゆかりの修行地などが、お遍路や旅行客をひき付ける。そこへ今秋、待望の知らせが飛び込んだ。9月18日、ノルウェーで開かれた世界ジオパークネットワーク(事務局・パリ)の国際会議で、室戸ジオパークが世界ジオパークとして認定されたのだ。日経より。

財源は自分たちの地域と知恵から生み出す

高齢者も障害者もだれもが暮らしやすい地域をつくるには、これらの人を支える様々なサービスと、そのための財源が必要になる。ところが国も自治体も財政難できめ細かな対応は難しくなる一方。そこで地域の民間団体、住民が中心になり、自分たちで独自財源を少しでも確保して福祉事業を展開する動きが出始めた。

都市と緑の形を探るミレニアムシティ

井口さんは2000年から都市と緑が一体となった社会を目指す特定非営利活動法人(NPO法人)ミレニアムシティを運営している。生まれも育ちも練馬。かつては親戚の家のような屋敷林や畑が至る所にあった。だが多額の相続税ゆえに土地を手放す人が後を絶たず、心を痛めていた。

本業は1級建築士。かつては都市の人工美に引かれた。大手建築事務所で大規模事業に取り組む日々だったが、ふと新宿の高層ビルの窓から延々と続く建物をみて思った。「都市と緑が分断された社会は行き詰まる」。1995年に独立。樹木や自然と融合した家の設計に力を注いだ。

個々の取り組みはささやかだが、声高な主張は性に合わない。「理想は形で示したい。建築士ですから」日経より。

河川が豊富な日本、小規模水力発電建設へ

企業と自治体が連携し、中小河川や農業用水を利用した小規模水力発電所を建設する。野村ホールディングスは栃木県と、三井金属は岐阜県と検討を始めた。河川が豊富な日本では小水力発電所の開発余地は大きい。来年からの再生可能エネルギーの全量買い取り制度の開始を控え、自治体が普及の壁になっている水利権の手続きを簡素化する特区を申請、企業の早期事業化を後押しする。日経より。

フレキシブル対応へ、新宿に新たな医療拠点

東京都新宿区は地下鉄東新宿駅前の区民健康センターを廃止し、跡地を活用した新たな医療拠点を整備する。新拠点に西新宿にある保健センターを統合のうえ、休日のがん検診や予防接種などをできるようにする。災害時には医療ボランティアの活動拠点となる。区の中心部で総合的に保健・医療サービスを担い、区民の生活の変化や新たな医療ニーズにきめ細かに応えられる体制を敷く。日経より。

2012/01/13

技術者求め地方拠点、ネットで繋がる点と点

携帯電話やスマートフォンで遊ぶソーシャルゲームを開発するベンチャー企業が相次いで地方に拠点を新設する。ソーシャルゲーム市場は2014年に10年比で倍増の約2500億円まで拡大する見通し。急成長に伴って、首都圏での技術確保が難しくなっているためだ。ゲーム開発の東京一極集中に変化をもたらしている。

gumi(東京・新宿、国光宏尚社長)はこのほど福岡市に開発拠点を新設、12年4月末までに最低40人の技術者を採用する。東京以外で築く初の拠点で、ゲームのプログラマー確保を狙う。現在約130人の社員を、12年4月末までに200〜250人に増やす。

KLabは今夏から大阪と福岡での勤務を希望する技術者の採用を本格的に開始、これまでに合計で約10人を採用した。日経より。

街コン、地方の衰退を憂う関係者が注目

市街地をまるごと会場にした飲み会「街コン」が全国各地に広がっている。地元の飲食店などが中心になり、若い男女らに食事と出会いの場を提供する。先駆けとされる宇都宮市の「宮コン」は1回に2500人が参加する一大イベントに成長した。少子高齢化や郊外への顧客流出に苦しむ中心市街地で、改めて人の交流を生み出す仕掛けとして活性化を模索する関係者から注目が集まっている。日経より。

立ち焼き肉、六花界

東京・神田のガード下。10人は入ればすし詰めというわずか7平方メートルの店内で立ったまま、七輪を囲んで焼き肉に箸を伸ばす「六花界(ろっかかい)」は平日の午後10時を過ぎても入店待ちの行列が絶えない。

2年前の開業当初は焼き肉の立ち食いに違和感を示す客も多かったというものの、人気は口コミで拡大。最近の繁盛ぶりに店主の森田隼人さんは「東日本大震災を経て、『つながり』を求める傾向が強まっているのを感じる」という。午後9時半過ぎに訪れた常連客の男性会社員は「知らない客同士で盛り上がれるのがいい」と話した。日経より。