2011/08/28

笑いのツボから学ぶ

まえに日本の友達に「外国人を笑わせたい!」と言ったら即答で「そんなの無理だよ」と言われたのを思い出す。理由は、日本の笑いと外国の笑いは違うから。けど、外国のコメディ映画が日本でもウケてんじゃないの?と思った。

よくよく考えるとその友達が言いたかったことは、育った環境が違うから、笑いのツボが違うということだと思う。

幼い頃に見たテレビ番組、家族、親戚、同級生との会話、そしてその人が育った時代の笑いの流行に触れて、笑いのセンスが出来上がってくる。笑いのツボは育った環境が影響するわけだ。そう考えると笑いのツボにはその人の人生が詰まってる気がした。

こんなことを考えたのも、BBCのRadio4の番組TodayでThe Fringe's top 10 jokesというスコットランドの芸術祭で披露された面白いジョークを紹介していて、それを聞いて自分の笑いのツボは違うなと感じたから。その中で一番面白いジョークとして紹介されていたのがこれ。

"I needed a password eight characters long so I picked Snow White and the Seven Dwarves."

白雪姫と7人の小人達、、、8桁のパスワード行きです。

他には、これ。

"Crime in multi-storey car parks. That is wrong on so many different levels."

うまいこと言うな〜って感じです。そしてワーストジョークトップ10というものも存在し、こっちのジョークはあまりにくだらなさ過ぎて爽快感さえあります。

"I said to a fella 'Is there a B&Q in Henley?' He said 'No, there's an H, an E, an N an L and a Y'."

"Uncle Ben has died. No more Mr Rice Guy."

"I went to see this show and the guy said 'Hey kid do you like magic?' And I said 'Yeah!' So he asked if I wanted to see a trick and I said 'Yeah!' So he said 'think of a number, times it by two and if it's odd...' Oh no, he's a MATHmagician!"

くだらなさ過ぎて取り上げられるというのも一つの才能という気がします。

そもそもこのジョーク達は、「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」という演劇、ダンス、コメディなど数多くのショーを開催している芸術祭の中で競われたもの。スコットランドの首都エディンバラで毎年8月に行われ、過去にThe Officeのリッキー・ジャーヴェイスもスタンドアップ(漫談みたいな、綾小路きみまろみたいな)部門で芸を披露したみたいです。

そして見せ物から人生のエッセンスが詰まった笑いのツボを勉強することはかなり濃密度なインプットが可能なアプローチだと思いました。特に、スタンドアップは英語力に加え、コミュニケーションの取り方、その国の文化を吸収出来るじゃないかと。

スタンドアップは、限られた時間の中で、誰もが簡単に理解出来る話を披露します。話題の選択、話しの構成、人の心を動かす効果的なボキャブラリー、仕草・動作、話の間とタイミング。どんな話題をどんな視点で面白おかしくしてるのか知ることは、その国の文化を理解することにもなる。スタンドアップを通して英語力に加え濃密度な文化吸収が出来るんじゃないかと思います。そしていずれ、自分の喋ったことで外国人が笑ってくれたら、これ以上のモチベーションアップは無いでしょう。無理だと思っていたことが実現するのは、愉快です。





                           "Everyday's adventure"

2011/08/26

新興国の事実

The Economistの新興国の勢いを示すビデオ。もうトップスピードで先進国を追い抜いていく感じ。

スティーヴン・フライとスティーブ・ジョブズ

BBCでスティーヴン・フライがスティーブ・ジョブズについて語っています。

この中で“コンピューターはライフビルディング”という言葉が印象的。だから、オペレーティングシステムはスムースで、美しく、心踊るものにしないといけないと。

そんな言葉を聞いてアップルはテクノロジーとデザインとエンターテイメントを極める稀な企業なんだと実感です。

2011/08/24

中国のお金の動きを追え!

The Economistがビデオで中国の海外投資の中身を(特にヨーロッパ)解説してる。まず何よりも、この映像がカッコイイです。そして有機的なつくりだから理解しやすい。

この映像を見て、あらためて中国はお金を持っているなと実感した。

中国はお金を圧倒的に持ち、世界中で投資を年々を増やしている。エリアで見ると、投資の大部分がアジアに向かっている。アジアでサプライチェーンのために投資。そしてアフリカ・南米には資源目的で資金を投入。

そして注目するのがヨーロッパ。全体の投資額からすれば微々たるものだけれども、徐々に増加している。またヨーロッパで中国が関わるM&Aも、上昇トレンド。そして各国の投資比率を個別にみると専門技術を持つ企業が多く存在するドイツは12%。資源が豊富なロシアは26%。そして29%というヨーロッパで最も投資されている国は、法人税が低いため本社が集まるルクセンブルクとなっている。

ロンドンの不動産市場でもリッチな中国人の存在が目立ってる。

そして最後に中国の外貨準備高の伸びと額が示され、その額がスペイン、ギリシャ、ポルトガル、アイルランドの負債を返済しても余りがあるというぐらいの額。

今後、中国が世界に与える影響力は計り知れません。





2011/08/23

渋い素材で季節感を醸す「すき家」のメニュー

年間売上4000億円に届く勢い。それが「すき家」「なか卯」を展開するゼンショー。

すき家のメニューと言えば、ニンニクの芽を使った「ニンニク牛丼」。白髪ねぎにうま辛だれと黒胡椒を合わせてくる「白髪ねぎ牛丼」。絶妙な素材を牛丼に投入。なんだなんだ、気づいたときには国内全勝

ニンニクの芽、白髪ねぎ、そして黒胡椒でちこっと消費者の心をクスぐる素材のチョイス。まるで熟練DJ。キッチンテーブルから匂い立つサマーフレーバー。客心を掴むフレッシュシャキシャキ、ピリッとご飯へ本能刺激。今日もいつもの席で "Give me a soft subtle mix! "

                                 The Jazzy Jeff & The Fresh Prince "Summertime"                 




2011/08/21

Cause I know I'ma meet you up at the crossroads

International crossroads - Hong Kong
The arrival of western ships and soldiers in Hong Kong meant jobs and wages for Chinese labourers. They were hard at work from the outset, improving the road through the hills to Stanley, shaping granite blocks for houses, offices and the gaol.          


中環 1875年
中環と尖沙咀の間  1880年
尖沙咀と紅磡 1928年 
佐敦フェリーターミナルから。中環の景観 1965年
中環の景観。スターフェリーの中から 2011年

Bone Thugs-N-Harmony "Tha Crossroads" 



2011/08/20

in and out


Old Macau

Macau's fine villas with colonnaded verandahs were an agreeable mixture of south European and Far Eastern worlds. Western comforts and amenities had come with the Portuguese who once ran all the Far East trade.