2012/01/24

新たな客層を獲得するコンビニ

コンビニ出店最高 日経より。

セブン&アイ、ノウハウ交流を進める

セブン&アイ・ホールディングスは総合スーパーのイトーヨーカ堂に、百貨店のそごう・西武が運営する衣料品売り場を導入する。まず16日に長野県松本市の店舗に百貨店系アパレルを組み合わせた売り場を開設。不振が続いていたヨーカ堂の衣料品部門の立て直しにつなげる。傘下企業のノウハウ交流を進めて、グループの収益力を底上げする。日経より。

流通大手の銀行ネットワーク

イオンとセブン&アイ・ホールディングスの流通大手2社は、銀行事業の再構築に乗り出す。2001年に参入したセブン銀行は主軸のATM事業の海外展開を始める。

セブン銀行は国内では「セブンイレブン」の店舗を中心に約1万6000台のATMを設置。約580の金融機関と提携しており、経常収益の95%が入出時などのATM利用手数料が占めるという世界でもまれな独自のビジネスモデルを持つ。日経より。

食品輸入拡大

食品の輸入が拡大している。

今後も円高を生かして輸入を増やす動きは活発になりそう。セブン&アイ・ホールディングスはグループ各社が連携して食品を輸入するプロジェクトを開始。12年2月までに菓子や酒類など40品目を輸入・販売する。日経より。

無駄のない筋の通ったセブン&アイの物流構築

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長はインターネット事業の拡大を加速する方針を明らかにした。100億円超を投入して専用物流センターを建設。グループ企業のネット事業も一本化し、消費者の利便性を高める。2014年度には売上高を現在の3倍の5000億円に引き上げ、収益の柱に育てる。

ネット経由で消費者の購買動向などを即座に把握できるため、鈴木会長は「売れ筋商品を素早く店に並べられる」と指摘。ネットと店舗の運営の融合が進むとみる。

ネット上の販売状況を基に店舗の販売計画を立てられるようになり、売り逃しや廃棄などの「ロスも少なくできる」という。日経より。
 

内食志向需要をキャッチする小売り大手

小売り大手の業績が拡大している。イオンとセブン&アイ・ホールディングスの2011年3〜11月期は連結経常利益がそれぞれ3〜11月期としての過去最高を更新したようだ。日経より。

セブン&アイ、客足を呼ぶ快調なプライベート商品

セブン&アイ・ホールディングスの2011年3月〜11月期の連結経常利益は前年同期比23%増の2170億円前後と、3〜11月期として過去最高になったようだ。主力のコンビニエンスストアで食品や日用品の販売が好調に推移し、既存店売上高が大幅に伸びた。スーパーも値引きの抑制や電気代の削減など経費の圧縮を進め、利益が増加した。

利益率の高いおにぎりやデザートなど「中食」食品に加えて、5月以降に1000品目を刷新しているプライベートブランド商品の販売が大幅に伸びた。日経より。

ローソン、農業IT化で作物の安全性を確保

ローソンは出資する農場「ローソンファーム」で、ネット経由でシステムを利用するクラウドコンピューティングを使って農作業の即時管理を始める。農作業に当たる人がタブレット端末を持ち歩き、農薬の使用量や収穫計画を入力する。

システムはNECが開発。農薬などを多く使うと警告し、安全な野菜作りにつなげる。千葉県の農場で試験導入し、2月末をめどに全農場に広げる。収穫した野菜は約3400店のコンビニエンスストアで販売する。日経より。

ローソンの農業市場開拓

「我々売り手が農家の思いや安全性を丁寧にお客に伝えれば、日本の農産物にプレミアムがつく」。ローソンの新浪剛史社長は14日、出資する4カ所目の農場からの初出荷に合わせて訪れた大分県の宇佐市で力説した。日経より。
 

ローソン社長、ひらめきを大切に

経営トップは常に素早い決断が求められます。その際、大事なものが「直感力」
です。「ひらめき」と言い換えられるかもしれません。日経より。

ローソン社長、私のひきだし、他人のひきだし

個人の知識や経験にはおのずと限界があります。だから、様々な分野のスペシャリストと付き合うことを心がけています。日経より。

ローソン上海上場

現在、上海市場に中国系以外の上場はない。日経より。

ローソン社長、わたしのひきだし

失敗恐れず走りながら修正 日経より。

コンビニ、スイーツ男子の存在を浮き彫りに

スイーツ男子、なぜ増えた?

広がりを確信した章司は食生活を研究する電通総研の黒川翔永(24)を訪ね、理由を聞いた。「コンビニエンスストアが火付け役です」。黒川さんは切り出した。「買うことを恥ずかしいと感じていた男性が、気軽に立ち寄れるコンビニで周囲の目を気にせず手に取るようになりました」。隠れ甘い物好きを顕在化できたわけだ。

ローソンにも問い合わせた。対応してくれた鈴木嘉之(44)は「当初の狙いは、来店客の3割しかいない女性を増やすことでした」と打ち明ける。だが蓋をを開けてみると、男性客も引き寄せることに。ローソンのオリジナルスイーツの売上高は3年前の1.8倍に膨らんだという。日経より。

ローソン、イノベーション眼光で市場開拓

小売業界で屈指の成長を続けるコンビニエンスストア。2011年度の全店売上高は約8兆5000億円と、5年で1割超伸びた。ただ国内店舗数は4万6000店に膨らみ「出店の限界は近い」との指摘も絶えない。「コンビニ飽和論」は本当なのか。ローソンの新浪剛史社長に聞いた。

「コンビニの客層は男性7に対し女性が3。男性客中心の視点を変えれば、ブルーオーシャン(新市場)が広がる。東日本大震災の後、期せずして客層が広がった。スーパーなどに品不足が広がり、高齢者や女性の方々がコンビニで買い物してくれるきっかけになった」

「生鮮をそろえる『ローソンストア100』だけでなく、通常のローソンでも野菜を扱う店を増やしている。2012年2月末には全1万店の半分にあたる5000店で野菜を販売する。1年以上扱っている店での野菜の売上高は前年同月比で2倍の勢いだ。野菜自体の利益率は低いが他の食品などを一緒に買ってもらえる」

「コンビニはイノベーションの固まり。こうでなければ、という定義はない。自分たちにノウハウがないものは異業種と組んで補充すればいい。スマートフォンを使った販売促進ではヤフーと、医薬品の販売では調剤薬局やドラッグストアとそれぞれ提携した」日経より。

ローソン、ハイブリッド店舗で老若男女を集客

ローソンの2011年9〜11月期の連結営業利益は前年同期比1割弱増の170億円強と9〜11月期として過去最高を更新したもようだ。コンビニエンスストアに野菜や肉類などを扱う生鮮品売り場を併設することで来店客が増え、既存店売上高が好調に推移した。利益率の高い米飯類やプライベードブランド商品の販売拡大も増益に貢献した。

生鮮品売り場を併設する「ハイブリッド店舗」の数を大幅に増やしたことが増収に寄与した。従来は食品スーパーを利用していた女性や高齢者などの来店客が増えており、生鮮品を扱うコンビニ店舗の売上高増加率は通常店舗と比べて平均2〜3ポイント高い。日経より。

The CEO of Renault and Nissan explains how he fended off skeptics and held shaky alliance together. Not Speaking Japanese helped

When I came to Japan 1999 from Renault, my job was to revive Nissan. I was the only executive officer managing two companies on two continents, and not one of them was a slave to the other. Some people would say, "Oh, you're not doing enough for Nissan." Others would say I wasn't doing enough for Renault. Nobody wants to share their CEO.

It became clear that [Nissan] wanted results, but it didn't want change. Every idea I had was resisted. The Japanese people are very polite, so they wouldn't directly oppose any decision of mine; instead, they would propose something else to avoid it.

I knew that if I wanted to have any chance to be successful, I had to change all of it at once. I played to the sense of commitment that the Japanese have. I made it clear that I was personally committed to Nissan's revival. I had to close down plants in a country where the plant is a sacred place. I had to reduce head count in a culture that expects lifetime employment. I had to challenge seniority, when everything was based on the oldest guy getting the job. Every single thing that was needed for Nissan went against their values. It was a complete clash with the culture.

I had all the press against me: How is a Brazilian-born French citizen of Lebanese origin who doesn't speak one word of Japanese and comes from little Renault going to change the mighty Nissan? You know what really helped me? I didn't understand what they were saying about me in Japan.

I was always very even in my care and attention. Now I'm spending a bit more time in Renault because there is a performance differential. Take the image of the father: He needs to be more present for the child who needs him the most.

If I left one job or the other, both companies would know the alliance wouldn't be the same. Either you're Japanese, or you're French. The only person who can be legitimate from both sides is somebody who is French and has contributed to save Nissan, or somebody who is Japanese who has contributed to save Renault. I have the privilege to see things from both sides. - As told to Diane Brady  from Bloomberg Businessweek

2012/01/21

社外から成長の種を呼び込む日産の新制度

日産自動車が基礎研究分野で社内外から研究職を公募する制度を導入したことが6日、分かった。日経より。

日産、「800万台クラブ」入りへ

自動車 世界5強時代に

M&Aでトップ争いに加わるのが日産・ルノー連合だ。ロシア自動車大手アフトワズの共同買収に近く最終合意する見通し。3社合計の11年実績では「800万台クラブ」入りを果たし、トヨタに並ぶ規模になる。日産は16年に自社だけで760万台に引き上げる計画だ。日経より。

日産、EV電池再利用の事業化へ

日産自動車は19日、北米市場で電気自動車(EV)「リーフ」に搭載するリチウムイオン電池の二次利用を事業化するため、スイスの重電エンジニアリング大手、ABBや住友商事などとパートナーシップ契約を結んだと発表した。北米市場での同電池の産業・商業用途での市場ニーズやビジネスモデルを探る。日経より。

日産フォークリフト、TCMと連携強化

日産フォークリフトは今春の経営統合で合意した日立建機子会社のTCMと、フォークリフトの相互OEM(相手先ブランドによる生産)供給を始める。両社で北米や欧州など地域ごとに製品供給を効率化、統合に備え連携を深める。日経より。

日産、ダイムラーにエンジン供給

日産自動車は8日、資本・業務提携している独ダイムラーにガソリンエンジンを供給すると発表した。米国の既存エンジン工場で生産し、ダイムラーが米工場で販売するメルセデス・ベンツ車向けに供給する。日産がダイムラーにエンジン供給するのは初めて。世界経済の先行きが不透明さを増すなか、工場稼働率を平準化したい日産と、投資負担を減らしながら米市場の攻略を加速させたいダイムラーの思惑が一致した。日経より。