ローソンの業績が好調だ。デザート類の品ぞろえ強化などで女性など新しい客層の開拓が進んでおり、2012年2月期の営業利益は11%増の615億円と過去最高を見込んでいる。新浪剛史社長は「13年2月期の営業利益は700億円程度に引き上げたい」と、来期についても強気だ。
ー出店はどのように進めますか。「今期は750店舗の新規出店を予定し、来期は出店数をさらに増やす。出店競争は激化しているが、生鮮品を強化した店舗や100円均一商品を扱う『ローソンストア100』など、複数の店舗の形態を立地に合わせ展開。ライバルチェーンとの違いを出す」「なかでも生鮮コンビニは今期中に倍増させ(全体の半分に当たる)5000店舗に増やす。従来の計画から2000店舗、上方修正した。生鮮品を導入した店舗では売上高が前年比5%程度伸びている。早ければ来期にも7000店舗に増やす可能性がある」
ー海外展開がライバルより遅れています。「5年後に経常利益の1割程度を海外で稼ぐのが目標だ。ただ、出店費用が先行するので当面は赤字になる。競争が激しく、早い段階で市場シェアを高めなければならない。中国を中心に事業を拡大する予定で、上海、重慶、大連などで出店を加速する。インドネシアは12月以降に本格出店する。インド展開も複数の企業と話し合い中だ」日経より。
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