2011/12/31

日清、インドで即席めん生産を増強

日清食品ホールディングスは2013年末までに、インドの即席めん工場を倍増する。同国の東・南部にそれぞれ1工場を建設し、計4工場体制を構築。生産能力を従来比3倍の年15億食に引き上げる。総投資額は50億円程度とみられる。同国では経済成長に伴う共働き世帯の増加などから手軽に調理できる即席めん市場が拡大しており、生産能力の増強を急ぐ。

傘下の現地法人、インド日清(バンガロール)が手掛ける。同社は北部のハリヤナ州、南部カルナタカ州に計2工場を抱えており、年間生産能力は約5億食に上る。

同社は東部オリッサ州の工業団地内に約2万6000平方メートルの用地を取得。12年秋に新工場を稼働し、焼きそば風の現地ブランド「トップラーメン」や、「カップヌードル」を生産する。投資額は約20億円。東部に足場を築き、輸送費などのコストを削減する。日経より。

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