ニューヨーク市内で今週初め、ヘッジファンド業界の大物を集めた投資家向け会合が開かれた。目玉で登場したのは、「空売り」の達人で知られるデイビッド・アインホーン氏。破綻した米大手証券リーマン・ブラザーズの経営悪化をいち早く見抜き、同社株の空売りで一躍有名になった。今年の標的は過去1年で株価が2・5倍になったコーヒー加工業者「グリーンマウンテン・コーヒー・ロースターズ」。110ページにわたるスライドを使い、強気の投資計画や売上高の計上を巡る不透明な会計処理を攻撃した。「バランスシートも貧弱だし、ビジネスの質にも疑問が残る」。アインホーン氏の発言を受け、同社株は講演した日だけで約10%急落した。日経より。
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