2011/08/24

中国のお金の動きを追え!

The Economistがビデオで中国の海外投資の中身を(特にヨーロッパ)解説してる。まず何よりも、この映像がカッコイイです。そして有機的なつくりだから理解しやすい。

この映像を見て、あらためて中国はお金を持っているなと実感した。

中国はお金を圧倒的に持ち、世界中で投資を年々を増やしている。エリアで見ると、投資の大部分がアジアに向かっている。アジアでサプライチェーンのために投資。そしてアフリカ・南米には資源目的で資金を投入。

そして注目するのがヨーロッパ。全体の投資額からすれば微々たるものだけれども、徐々に増加している。またヨーロッパで中国が関わるM&Aも、上昇トレンド。そして各国の投資比率を個別にみると専門技術を持つ企業が多く存在するドイツは12%。資源が豊富なロシアは26%。そして29%というヨーロッパで最も投資されている国は、法人税が低いため本社が集まるルクセンブルクとなっている。

ロンドンの不動産市場でもリッチな中国人の存在が目立ってる。

そして最後に中国の外貨準備高の伸びと額が示され、その額がスペイン、ギリシャ、ポルトガル、アイルランドの負債を返済しても余りがあるというぐらいの額。

今後、中国が世界に与える影響力は計り知れません。





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