2012年は交通網の利便性がさらに改善する年になりそうだ。成田空港に大手運営の格安航空会社が相次ぎ就航。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部開通や年度内には東京外郭環状道路(外環道)の練馬ー世田谷間(16キロメートル)が本格着工する。観光振興や渋滞緩和に期待が高まる。
空路では成田と国内の主要地を結ぶ路線が大幅に充実する。8月には全日本空輸とエアアジア(マレーシア)が共同で設立したLCC、エアアジア・ジャパンが3路線(新千歳、福岡、那覇)を開設。年内には日本航空と豪カンタスグループ、三菱商事が共同出資するジェットスター・ジャパンが成田と関西国際を拠点に新千歳、福岡、那覇の路線を計画している。お膝元の千葉県では「成田空港でLCCの就航が本格化するLCC元年だ」(空港関係者)と位置付ける。
羽田空港の国際線の本格就航に加え、東日本大震災に伴う観光客の減少もあって11年度(4〜11月)の成田空港の旅客数は前年同期に比べ19%落ち込んだ。巻き返しを狙い成田国際空港会社(NAA)はLCCの本格就航を機に第2ターミナルの拡張を準備中。LCC専用ターミナルの建設方針も打ち出した。日経より。
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