カフェで会議用のスペースを予約し、居心地の良い空間を独占する。コーヒーチェーン、タリーズの消費者の生活スタイルに沿ったサービスに人気が集まっている。
日経の記事によれば、客は、タリーズの店舗に設けられている予約制の会議用のスペースを、利用者が各人ドリンクを一杯ずつ購入すれば、最低で2時間は無料で利用できる。利用者の感想は、「長机もあるし、大声で話せる。気分転換にいい」と。
またこのサービスは、会社を離れて打ち合わせをしたいというビジネスマンの利用を想定していたようで、このサービスを先行導入していた横浜では、カルチャー教室の仲間や出社前に勉強する「朝活」のグループ利用が多いらしい。
この記事を読んで、人々の生活スタイルが変化したんだと実感した。最近よく耳にする、「朝活な人」、「ノマドワーカー」とっては、このようなサービスは有難いはず。 個室で、交通の便が良い場所で人と会える。そして場所代はドリンク代だけ。ちょっとしたプライベートな空間を数時間、仲間と一緒に過ごすことが出来る場は、人々の生活がノマド化している(かどうかわからないけど、正直)時代に求められていると思う。「会議室」は、会社でも自宅でもなく、「カフェ」。これから「カフェ会議」が合理的な選択になるかもしれません。
タリーズにとっては長時間、客が居座れば回転率は落ちるかも知れないけれど、客は、快適な空間スペースが約束されていれば毎回「タリーズ会議室」を選ぶだろうし。チェーン店にも関わらず、消費者目線の親しいサービスを提供するタリーズ。そんなタリーズに、自分は長い間ご無沙汰なので、今度行ってみようかと思ってます。
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