気になる福岡のニュース
1、福岡ーホノルルの定期便をデルタ航空が運行へ
米国のデルタ航空が2011年の12月28日から福岡ーホノルル間の定期便を運行する。同区間は、1998年にノースウエスト航空、続いて2005年に日本航空が運休しており、今回のデルタ航空の定期便は6年ぶりの福岡−ホノルル間の復活となる。この区間が再び運行される背景には、急激な円高と震災後の自粛ムードの緩和がある。
現在、九州からハワイへの年間旅行客数は5万人ほどで、福岡県知事は、九州新幹線の開通により九州各県からのハワイへの旅客者数が増加すると見込んでいる。
デルタ航空によれば、ホノルル便は週に4〜7往復。機材は、ボーイング767ー300ER (209席)で、夏の閑散期や年末年始の繁盛期によって運航便数を増減させる。所要時間は片道約8〜9時間。この便の福岡発の出発時刻は都合がいい。夜の8時30分に福岡を発ち、ホノルルに朝の9時頃に到着する。日常生活通りの時間帯に睡眠を取ることが可能になる。
JTB九州によれば、ハワイは強化したい旅行先。夏や年末年始のホノルル行きのチャーター便ではほぼ満席になるほどの人気で、今年の夏休み期間中のハワイ旅行者数は、前年同月比で30%増。福岡でのハワイ需要は高いとみている。
2,ハワイアン航空も福岡ーホノルル線を就航
2012年4月からハワイアン航空が福岡−ホノルル間の運行を開始する。デルタ航空に続き、ハワイアン航空が福岡ーホノルル間の定期便運行を決断した。そこには「九州新幹線」の存在が意外と効いてる気がした。またハワイアン航空は、福岡から地理的に近い台湾や韓国からの利用客も見込んでいる。
福岡は上海、台北、ソウルなどアジアへのアクセスの良さは知られている。アジアへのアクセスの良さに加え、福岡が九州各地、周辺(九州各地に加え、台北、釜山などからも)から「太平洋」へ向かう旅行者の「出発点」になれば「アジアの福岡」という評判に「太平洋に行くなら福岡」という新鮮なイメージが生まれそう。「アジアと太平洋を繋ぐ場所ー福岡」。アジア方面にも強く、ハワイへのアクセスも整ってくる福岡は面白い都市になる。
ウクレレサウンドにラップを乗せる「とんちピクルス」が誕生したのも福岡。ハイブリッドな感性が福岡にある。福岡にはどんどん太平洋から新たな航空会社が来て欲しい。
3,福岡県とハワイの姉妹提携30周年
福岡県とハワイ州が姉妹提携締結から30周年を記念して、アクロス福岡で記念イベントを開催。福岡とハワイは30年という姉妹提携の歴史がある。
4,商業施設「レソラ天神」がオープン
福岡に最近、JR博多シティなど新しい商業施設がちょこちょこ出来てる。
5,久留米で焼きとりフェス開催
第9回目となる「久留米焼きとり日本一フェスタ」が福岡の久留米で開催される。久留米が焼き鳥で有名だと初めて知る。
6,福岡産イチジク「とよみつひめ」のPR
福岡県やJA全農ふくれんが福岡産イチジク「とよみつひめ」のPRを首都圏で行っている。この「とよみつひめ」と名付けられたイチジクの特徴は、他の品種に比べ糖度が高く、全国で唯一イチジクの育成研究をしている県農業総合試験場豊前分場が開発した。福岡県は、イチジクの栽培面積が全国2位らしい。生産量全国トップは愛知。
7,JR博多シティの集客力
今年の3月3日にオープンしたJR博多駅の新駅ビルの「JR博多シティ」が、好調だというニュース。集客力があるのは、「博多阪急」、9階のレストラン街「くうてん」と10階にある屋上庭園「つばめの杜ひろば」。やっぱり「美味しいご飯」と「遊び場」という組み合わせは強い気がした。
8,JR博多シティ屋上で「九州ワインフェスタ」を開催
九州の地産ワインを集めたイベントで、福岡、大分、宮崎、熊本など九州各地から届いたワインを1500円で飲み放題出来る。九州でワインを生産しているとは知らなかった。焼酎や日本酒の生産が盛んなイメージがあり、ワインを作っているのは意外だった。九州の人は、新しいことをやりたがる性分だと感じる。
9,九電工のオリーブ専門店が大名にオープン
このニュースの驚きは、 オリーブ専門店の運営会社が九電工という電気設備の工事を担う会社だということ。「電気とオリーブ」。全く関係の無い組み合わせで、意外だった。この企業は熊本の天草でオリーブの栽培事業を始めたようで、このノリに驚く。実は、JR九州もニラやミニトマトの栽培をしており、多分野に積極的に進出する姿勢は、九州企業の正確だとも感じた。
10,ドレッシングのピエトロが六本木ヒルズに期間限定のアンテナ店を開設
ドレッシングの製造販売、そしてレストランを展開しているピエトロが商品認知向上のためにアンテナ店を開設する。ショップ名は、「ピエトロステーション ファーストサテライトショップ」という直球型のネーミング。アンテナ店ではドレッシングやパスタソースなどを販売し、ピエトロ商品を使ったパスタプレートなどの日替わりメニューをだす。またショップに小売店関係者を招き、売上の52%を占める食品事業と通販事業の強化を目指す。
11、独自の無線技術でコストを抑え天神地下街をwifi化
九州大学とPicoCELA株式会社が独自の無線中継技術で福岡天神地下街にwifi化を実現した。この技術は、小型無線中継wifiアクセスポイントを用いることで、LANケーブル敷設の手間と費用を省くことが可能となった。この技術が備わっている製品が「PCWL-0100」という代物。配線が不要というだけで、かなりいろんな場面で活用されそう。地元で生まれた技術が、地元で活用されることがいい。地元を知る人が、地元の豊かさを強く望む。
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