2010/08/04

安全地帯が問いかけてくる




そして、どどーん。安全地帯、輝いてます。




 安全地帯のデカい街頭広告。

この特大の広告を街中で発見して以来、なぜだか「安全地帯」という言葉が気になって頭がスッキリしなかったが、やっとその「気がかり」が時間を経て、その原因が四つだと判明。

その一。これは、「安全地帯」の言葉とは関係ないけど、メンバーの一番左の方がコラムニストの泉麻人さんに似てるんですよ。特にヒゲの具合というか、ニュアンスがね。

その二。この「安全地帯」のタイポグラフィ(デザインの仕方と言うべきか?)が、日本と違う。日本とは微妙に違う文字のスタイルに違和感があった。

その三。「安全地帯」という呼べる場所がアジアではどこなんだろうという気がかり。タイインドネシアパキスタンアフガニスタン北朝鮮インド。これらの国で、またその国のある地域にもよるけれど外務省は危険情報をホームページで知らせている。かつては、スリランカも危険だっただろうし。あるいは、カンボジアやベトナムの歴史から安全地帯という「場所」と、それを「目指す政治」がいかに大切か実感する。あと、もちろん空気がきれいとか、そんな環境的な点でますます安全さが必要になってくるでしょ。

最後のその四。「興味」がこれまで無かったものに、「なぜ」興味が湧いたのだろうか考えたこと。これは「安全地帯」と関係ないじゃんと言われそうですが、このきっかけは「安全地帯」という言葉を見て生まれた疑問なので。


だいたいこれらの四つで「安全地帯」という言葉の気がかりが解消して、そして今バンドの「安全地帯」に興味が移行中。



ちなみに、玉置浩二の歌で(安全地帯の曲は残念ながら知らないけど)知っていた唯一の曲が「田園」。この人は、平和な場所への思いがずっとブレてないと思った。安全地帯と田園。ピッタリな組み合わせ。
もちろん平和な場所がどんな場所かは、それぞれ個人なんだろうけど、平和な場所の追求に終わりは無い感じ。

けっこう、言葉としての「安全地帯」は、バンドの「安全地帯」とリンクしてるなとちょっと驚く。いや、「安全地帯」として命名してるんだから驚いたらいけないかも。

で、最新のシングル名が気になってウィキペディアで調べたら「惑星」。いつの間にやら地球外。平和への追求は惑星へ。

そういえば、たしかに星が広告の「安全地帯」の文字を輝かしてます。安全地帯は、みんなの憧れですね。いや、問いかけてる!だから気になっちゃうのか?

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