2011/12/01

ハイチ産コーヒー、芽生える再生

30万人超の死者を出した2010年1月のハイチ地震からもうすぐ2年。米国では、ハイチ産コーヒーの販売で同国の再生を支援する動きが広がっている。農家から直接豆を買い入れ米国内で販売し、売り上げを農家の支援などに充てる仕組みだ。

ハイチで生育するコーヒーの品種はジャマイカの「ブルーマウンテン」種に近く、繊細な香りとまろやかな味わいへの評価は高い。20世紀半ばまでは世界有数のコーヒー輸出国だったが、1990年代の軍事クーデター後、政情不安などがコーヒー生産を直撃。年2万トンを超えたコーヒー輸出は、07年までに10分の1程度に激減した。日経より。

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