台湾の陳水扁前総統に懲役18年の判決が言い渡される。日経から。
今年の6月には、李登輝が公金横領で起訴された。 来年の1月に総統選挙を控える台湾。この時期に独立志向のある両者が贈賄絡みで話題になるとはどういうことか?
エコノミスト誌が李登輝の機密費横領事件の経緯を取り上げていて、その背景を追った記事から台湾外交の困難さが分かる。台湾が外交をするには、機密費がつきまとうようだ。
台湾の外交には、常に中国の影響力が及ぶ。諸外国が台湾と外交関係を築こうとすれば、中国が反発する。そのため台湾のリーダーは、機密費を用いて諸外国との外交を目指した。そして李登輝は10年以上前の「機密費流用」が原因で起訴された。
独立志向の強い前総統の陳水扁、李登輝の両者が贈賄の疑いで起訴された。現在の総統は、中国との政治的関係を刺激しない政策を推し進めてきた馬英九。来年の1月には、最大野党の民主進歩党の蔡英文主席と選挙で争うことになる模様。選挙で「独立」は話題になるんでしょうか?
台湾総統と立法委員の選挙は2012年の1月14日のようです。
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