天悅廣場で発見した店

九龍城に取り壊される前に訪れたこともなければ、当然九龍城で迷ったこともない。けれども、香港島の筲箕灣駅近くの「天悅廣場 」という個人商店が密集したデパートではかなり迷った。これがフロアの見取り図で、この密集度のものが２フロアある。

デパート内の様子。

天悅廣場は、主にレディース関係の服、靴、カバンを扱う専門店が多くの割合を占めるが、他に本屋、携帯ショップ、雑貨屋、美容院、音楽教室、アーミーグッズ専門店、印刷屋、または翡翠を取り扱った店などあり多種多様な小型店舗が集まったデパート。なかには超狭小店舗もあり、店に入って２歩で足が止まってしまうようなところも。

お客様２名で「完全満員」になる漫画屋

天悅廣場の店舗で販売されている商品が、特に目新しいものだったり、面白いものだという印象は受けなかったが、個人的に「聖迪尼」という仕立屋と「集昇珍蔵」という古い切手や紙幣を扱う２店は気になった。聖迪尼は、スーツ、シャツ、または学校の制服の仕立てをしている。そして親切そうな店主が生地のサンプルを実際に見せてくれた。

そして集昇珍蔵は、古い切手、紙幣、腕時計、テレホンカード、年代物らしき小物などを扱っていたが、特に切手のセレクションが面白いと思った。この聖迪尼と集昇珍蔵の２店舗の天悅廣場での発見は嬉しかった。

日本の切手もあった

集昇珍蔵で購入